給湯設備の減圧弁で、なぜ減圧させるのか?

給湯設備の減圧弁で、なぜ減圧させるのか?給湯設備の減圧弁で、

なぜ減圧させるのか? 世の中には、直圧式の給湯設備もあれば、

減圧式もありますが、減圧する理由なになん?

 


自分なりに①貯湯タンクの設計圧力が考慮されている?
②タンク内で、加温時の圧力上昇が考慮されている?
③安全弁が故障した(作動しない)場合が想定されている?
④安定した水圧を供給する為?(水圧変動をさせない)

エコキュートとか減圧弁をくぐっている設備って圧弱いけど、
結構不満に思っている家庭って多くないでしょうか?な、質問させて頂きました。

 

 

1=圧力に関しては規定があります
熱源が内部に有る貯湯式のもの
(電気温水器 ガス、石油ボイラーなど)
0.1Mpa以下の圧力=ボイラーの資格者が不要
*簡易ボイラー扱い
0.1を超え0.2Mpa以下の圧力=家庭用は資格者不要
*業務用で使う場合は管理者を決めなければならない
(無資格でOKです)
これらはタンクが劣化して破裂した際圧力が高くなると破壊力が
大きくなり危険なため一定圧力を超えるとタンク状態、安全装置
が所定の性能を維持しているか見極めるために専門資格者等を
置くことになっているのです

2=加温時の圧力上昇 密閉容器でお湯にすると元の圧力が
いくらであろうが膨張率は変わらないので関係なし

3=安全弁が壊れると逃げ場はなくなりますので関係なし

4=水圧が高い所では一定流量に保つ作用はあります

エコキュートは法律上のボイラー類に該当しません
熱源が別置きのためです 単なる貯湯タンク扱い
このためパナソニックのパワフル給湯エコキュート
あります

従ってエコキュートは*1Mpa以下なら高い圧力
のものが作れますがタンク厚さを見直したりすると
高くなるので作らないだけです。

 


*1Mpaを超えるとガスボンベなんかと似た法律
適用を受けます