宮沢賢治の日本語で綴られた文章が「宮沢賢治の世界」て感じで好き
以前職場で小説の話をしていた際、好きな作品、作家の話になり、
私は宮沢賢治作品が好きだと言うと、「彼は作家じゃない」と鼻で笑われてしまったのですが…教師で詩人で童話(?)作家だったと思うのですが、そんな言い方される程の珍回答でしょうか?
独特の文体が「エセ作家」と見られてるのでしょうか…。
私はあの、本来の意味と離れてるような間違ってるような独特な日本語で綴られた文章が「宮沢賢治の世界」て感じで好きです。
言葉でなく心の形がそこに綴られてる気がします。
作家だと思います!
あの詩的な物語の数々は誰にでも真似できるものではありませんね・・・・。
音楽家でも作家でも生きている時には認められず、
死んでから売れっ子?になる芸術家は沢山います。
今の時代にも、こんなにも沢山の本が出版されてファンが沢山いて、
教科書にも載ったりしている・・・きっとびっくりしていることでしょう。
生きている時の一時期にはどんなにかもてはやされた売れっ子でも、
時が過ぎればただ忘れ去られる作品しか作れない人よりも、
死んだ後にも長く長く評価される作品を作る人の方が
素晴らしいとは思いませんか~??
彼の場合は文学にとどまらず
多くの分野に秀でているし、
思想や行動それ自体が芸術的で人間離れしているので
作家というくくりには収まりきらないかもしれません・・・・。
なので今度はぜひその人に、
「そうですね。
彼はただの作家とは違いますね。
」
と言ってやって欲しいです~。
みなさまありがとうございます!!
生前作家と呼ばれる職業ではなかったのですね。
確かに自身の妹さんの為に書いてたみたいですし…
でも、現代においての「宮沢賢治」は作家と呼ばれる存在になってますよね(^O^)
死んだ後であるものの長く語られ、残り続ける素晴らしい創作者だと思います。